今は「読み物」のほぼ全てが便利になった。かばんの中に本や新聞、漫画などを詰め込まなくても、スマートフォンたった一つで本も新聞も漫画もたくさん読むことができる。
 この目覚ましい技術は、もちろんとても素晴らしい。それに、とても便利でメリットは大きい。
 しかし、だ。紙のページをめくって次から次へと読むことを忘れてはいけない、と思う。なぜなら、紙でしか伝わらない「読み物」の楽しさがあると思うからだ。
 私は将来、絵本作家になりたいと思っている。未来の子どもたちにページの向こうに広がるものを見せたいのだ。紙の「読み物」に子供が胸をときめかせ、さらに大人にも「読み物」をたくさん手に取ってほしい、というのが私の願いだ。