ふと、月を見た。果たしてこの景色は自分だけが見ている景色なのだろうか。いや、そうではないと私は思う。
 最近、私は月を見たら「この一つしかない月を誰か遠くの、会ったこともない人も同じ景色を見ているのではないか」と思ってしまう。見えない糸で心と心がつながっているかのように。
 悲しい思いやつらい思い、楽しい思いや幸せな思い、いろいろな思いを持った人たちが月を見ている。テレビで見るあの有名な人たちも見ているのではないか。そう思うと胸がわくわくする。
 私は将来、被災地や外国で、困っている人を助けるボランティア活動をしたいと思う。そう思うようになったのも、月がさまざまな事を考えさせてくれたおかげだ。偉大な月の存在は、私になくてはならないものだ。