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北海道新聞に掲載されたNIE 関連の記事などを紹介します。

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道内実践指定校調査(2の1)*「社会への関心」育つ*活動継続、普及が課題

 北海道新聞は今月から本欄で年間企画「学びをつなぐ」を連載し、道内のNIE活動をさらに充実させる方法を探る。現状や課題を把握するため、日本新聞協会と北海道NIE推進協議会の実践指定校を経験した道内の教諭に調査した結果、4割近くが1人で実践し、指定期間終了後は新聞を活用していない教諭も半数を超えることが分かった。効果は、子どもの社会への関心が広がったとする人が3割を占めた。専門家の分析、助言と併せて概要を紹介する。(葛西信雄、舩木理依)

 実践指定校は小中高校などが対象。道内で配達される新聞6~8紙が2~4カ月間無償提供され、新聞を活用した学習、研究を進める。
 調査は3月上旬、2009年以降に実践指定を受けた学校の担当教諭79人に行い、70人(89%)が答えた。質問は12項目。
 実践人数は「1人」(36%)が最多。「2人以上」(31%)、「学校ぐるみ」(23%)、「学年ぐるみ」(10%)と続く。
 成果(複数回答)として「児童生徒が社会に関心を持つようになった」が最も多い30%を占めた=図参照=。
 また、指定を受ける以前から、単独で取り組む傾向の強いことが分かった。「これまで1人で進めてきたが、他の実践者と交流・情報交換できた」は13%、「これまで1人で進めてきたが、新たな活用法が得られた」が12%だった。
 「期待はずれだった点」(複数回答)は「校内に実践が広がらなかった」の40%が最も多く、活動の普及が難しい実情を裏付けた。
 指定期間を終えた教師38人のうち、現在も実践を続けるのは半数以下の16人にとどまった。「管理職になったため」「教科書の内容が増えたため時間の確保が難しい」などを理由に挙げている。

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