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北海道新聞に掲載されたNIE 関連の記事などを紹介します。

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本年度のNIEセミナー終了(2の1)*公開授業 広がる創意*社説比較、随筆練習、社会への視点…*7市2町の小中学校で実施

 北海道NIE推進協議会が道内各地で開く2014年度のNIEセミナーが、7日の帯広で終了した。創設から15年目の本年度は前年より4カ所多い13カ所で開催し、公開授業は7市2町の9カ所に及んだ。社説や投稿の読み比べ、写真から分かることの発表など多彩な学習が展開され、小学2年の低学年の授業もあった。授業の概要をまとめ、協議会の高辻清敏会長に講評を寄せてもらった=表参照=。(武藤理司)

 公開授業は昨年6月から今年1月まで行われ、13年度の5カ所に比べ、ほぼ倍増した。9カ所のうち、小学校が7、中学校が2。教科・領域別では国語5、総合学習2、社会、道徳が各1となった。
 皮切りの釧路市では、中央小5年生の新聞作りの一環で、日本がサッカーのワールドカップで敗退したときの各紙の見出しを比較した。「『完敗』なら一番負けた感じがする」などの意見が出た。
 函館では、日吉が丘小6年生が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された和食の記事を見ながら、おでんやすしなどが海外に広がる理由を考えた。
 旭川では、旭川中3年国語で全国紙2紙の社説を読み比べた。主張や根拠の示し方、論理展開などで違った点を指摘し合い、同じデータから異なる主張が導かれることを学んだ。道教育大旭川校の学生約50人も訪れ、熱心に参観した。
 室蘭は、2人の授業者が地球岬小6年生にチームティーチング(TT)を行った。東日本大震災を乗り越え定時制高校を卒業、大学進学を目指す女性の姿から、目標に向けて努力する意欲を培った。
 締めくくりの胆振管内安平町では、早来小5年生が「引用」「疑問」「比較」「夢・目標」など文章を書くための八つの要素を記事から集め、随筆を書く練習をした。

会場・開催日 授業者
(敬称略)
学年
教科
単元など 使った記事
(新聞名がないのは北海道新聞)
釧路市立中央小
6月26日
蓮井理砂 5年
国語
情報を深める「新聞を作ろう」 サッカー・ワールドカップで日本敗退(授業当日の2014年6月26日道新ほか)
網走市立網走小
9月5日
尾中基浩 2年
国語
見たことを伝えよう 網走小5年生の手作り新聞、自作の学校周辺探検新聞
函館市立日吉が丘小
9月11日
平沖美佐子 6年
総合
世界に誇る私たちの宝~日本の文化の素晴らしさを見直そう~ 「『だし文化』海外に発信」(2014年1月6日)など和食についての話題
今金町立今金小
9月22日
黒川貴功 4年
総合
ドラえもんの記事を通して考える国際社会 「ドラえもん全米デビュー」(2014年6月21日)
岩見沢市立明成中
10月24日
山本あさ子 2年
国語
構成のしっかりした文章を書くには~「新聞の投書欄」に対する意見文を書く~ 「みらい君の広場」の投稿2本。「新聞は地域の架け橋」(2014年9月18日)、「ネットで情報入手は十分」(同8月14日)と対照的な内容
旭川市立旭川中
12月5日
吉田有沙 3年
国語
論理の展開に着目して読もう~新聞記事の比較読み~ 文化庁の「国語世論調査」をめぐる毎日新聞の社説、産経新聞の「主張」(2014年9月25日、28日)
室蘭市立地球岬小
12月9日
三上友樹、道NIE推進協・日下部憲一コーディネーター 6年
道徳
夢は流されない 東日本大震災を乗り越え、定時制高校を卒業する女性の話題(2012年2月12日)
名寄市立風連中央小
12月22日
渥美清孝(日本新聞協会NIEアドバイザー、釧路市立芦野小) 5年
社会
くらしを支える情報 東京の女子中学生が父親との自転車旅行で不登校を克服し、宗谷岬に到着(2011年8月8日)
安平町立早来小
1月30日
冨樫忠浩 6年
国語
自分を見つめ直して(随筆を書こう) 漫画家の故・やなせたかしさんの特集などを掲載した「小学生新聞週刊フムフム」(2014年10月25日)
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