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北海道新聞に掲載されたNIE 関連の記事などを紹介します。

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京都、奈良、岡山の3高校ICT活用*遠隔地同士で連携授業 協同学習通じ生徒成長(2の2)*京都学園高・伊吹教諭に聞く

*社会人の日常疑似体験

 遠隔地間の三つの高校が連携したNIEの実践の意義について、京都学園高校の伊吹侑希子(ゆきこ)教諭(32)=図書館司書、国語=に聞いた。

3校連携NIEの意義を語る伊吹侑希子教諭

3校連携NIEの意義を語る伊吹侑希子教諭

 今回、連携した3校は京都と奈良、岡山とに離れ、それぞれ土地の文化が違います。学校の文化も異なります。そうした生徒たちが全国大会で初めて会い、新聞を一緒に仕上げました。
 社会人なら、こういう毎日の繰り返しです。営業の仕事では、まったく知らないところに飛び込んで、どんな人とでも話をします。今回、生徒は社会人の日常を疑似体験し、「なるほど」と思ったようです。
 新聞作りの過程で、生徒たちは「平家物語」と関連の文献を読み、英語を母国語とする複数の教師を取材したり、他校の授業を動画で見たりして、何をどう表現するか議論を重ねました。
 授業を終えた後のアンケートで、「友達の考えの良いところを自分の考えに生かすようにしている」との回答が多数ありました。
 相手の意見に耳を傾け、自分の意見との違いを認識し、話し合うことで、新しい考え方が生まれました。同じことを他校の生徒との間でもできたのです。コミュニケーション力がついたことが分かります。
 情報通信技術(ICT)の進展によって、離れた学校との間でも協同学習が容易になりました。他校の授業の様子を家にいながらスマートフォンで見ることができるのです。
 新聞を実際に作ると、学習の達成度を目で確認することができます。形があるものを協力して作ることに意義があります。
 今回の取り組みで改善すべき点があれば改善し、これからも遠隔地間の連携を進めたいと思います。

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