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友達取材し新聞作り*泊小学校4年生*楽しく紹介 互いを再発見

 クラスメートを取材して1枚の手書き新聞に仕立てる「友達新聞」作りに、後志管内泊村の泊小学校(水口正紀校長、85人)が取り組んだ。友達新聞は校外での見学や研修後にまとめるものと違って外出の必要がなく、気軽に取り組める。

インタビューする子どもにアドバイスする板谷令子教諭(右から2人目)=6月8日、泊小

インタビューする子どもにアドバイスする板谷令子教諭(右から2人目)=6月8日、泊小

 新聞の大きさ、記事の本数は自由で、B4判なら短い記事を1、2本書けば出来上がる。記事に付けるのは写真である必要はなく、イラストを描いてもよい。題字に「○○さん新聞」などとクラスメートの名前を入れる。事前に割り付けを決めておくと作りやすい。
 6月8日、4年1組(17人)の国語の授業。北海道新聞社NIE推進センターの萩原琢詩委員が《1》取材(インタビュー)《2》執筆《3》見出し付け《4》仕上げ―の手順を説明した。取材では5W1H(いつ・どこで・だれが・何を・なぜ・どのように)の要素を聞くよう伝え、担任の板谷令子教諭にインタビューするデモンストレーションを行った。
 この後、子どもたちが2、3人一組になり、「最近一番のニュースは何?」「楽しかったことやうれしかったことは?」「びっくりしたことはない?」と互いに質問し、メモを取った。

泊小の4年生が作った友達新聞。見出しや題字をカラフルに仕上げている

泊小の4年生が作った友達新聞。見出しや題字をカラフルに仕上げている

 萩原委員は、記事には相手から聞いた5W1Hの要素を盛り込むこと、「~と思いました」と自分の感想を書かないことなどの注意点を伝えた。見出しは10文字くらいで付け、一番大きな見出しに「何がどうした」の要素を入れるよう指導した。字は丁寧に書き、色を使って楽しく仕上げるよう助言した。
 子どもたちは国語の授業3、4コマをさらに使い、新聞を完成させた。どれもカラフルな紙面で、「字が上手になりたくて習字を始めた」「学校の坂で変な生き物を見た」「引っ越しして、ベッドを買ってもらった」など友達の身の回りの出来事を紹介した。板谷教諭は「執筆や見出し付けに苦労しながらも楽しそうに作った。出来た新聞を廊下に掲示したところ、興味深そうに読んで盛り上がっていた。互いを再発見したようだ」と手応えを語った。
 小林晴海(じょう)君は、外村一織(そとむらひおり)さんが水族館でアシカに輪投げなどをする体験を行った話題を「人生初のアシカショー」という見出しを付けてまとめた。「記事を書くのに苦労したけれど、見出しを目立たせたりして工夫した。友達の話を楽しく紹介できたので、出来に満足している」と振り返った。取材を受けた外村さんは「自分のその時の気持ちがすごく伝わってくる新聞でうれしい。アシカショーに出られたのをみんなにうらやましがられて、とても自慢できた」と話した。

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